学校長の挨拶

御 挨 拶

北海道旭川聾学校 校長 門 眞 義 弘

 北海道旭川聾学校のホームページを御覧いただきありがとうございます。
 本校は、北海道第2の都市で中核市である旭川市にあります。校区は北海道の面積の約4分の1を占め、全国一広い校区をもつ日本最北の聾学校です。大正11年に「私立旭川盲唖学校」として道内で3番目に設立されました。令和7年度で創立から103年目を迎えた聴覚障がい特別支援学校(聾学校)です。
 今年度は、幼稚部6名、小学部12名、中学部3名、合計21名の子どもたちが在籍し、少人数ですが、聴覚障がいの特性をふまえ1人1人に合わせたきめ細かな指導を行う学校です。経験に裏付けられた言語力を身に付け、身に付けた言語力を基盤にして確かな学力の向上を図り、自立と社会参加を目指しています。
 また、乳幼児相談室では、聴覚障がいのある乳幼児(0歳から3歳)とその保護者や、御家族への支援を行っています。
 今年度の本校の「学校教育目標」及び「学校経営方針」は以下のとおりです。

〇 学校教育目標
  一人一人が個性を生かし、心身ともに健康で心豊かな子ども
〇 学校経営方針
  ①特別支援教育の専門性を生かした指導(学習指導、生徒指導、生活指導)実践
  ②「みんなのウェルビーイング」の実現
  ③地域やろう・難聴がある方と共にある・作る学校
  ④専門性を生かした他校・機関との連携・支援

 「旭川聾サポーターズ」という本校を支えるボランティアの仕組みを機能させ、地域の皆様やろう・難聴の方、同窓会、手話サークルやろうあ協会の方、そして大学生等との交流機会を深めていきたいと考えています。教育活動としては、広く道内聾学校及び他県の聾学校ともリモートで交流を行い、子どもたちは様々な人たちとかかわる中で学びの機会を得ています。
 地域の皆様、後援会、同窓会の皆様等に支えられ、これまでもこれからも、愚直一徹、聴覚障がいのある子どもたちの教育に取り組んでまいります。
 予測困難な時代を生き抜く子どもたちの力を育んでいくために、今後とも本校ならびに本校幼児児童生徒への、より一層の御理解と御支援を心からお願い申し上げます。
 また、本ホームページへの、御意見や御感想がありましたら、是非、お寄せいただければ幸いに存じます。
 今年1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

令和7年4月1日

 

学校経営方針

グランドデザイン